Maschine

「Maschineで1日1曲作る」を続けた、そして50曲以上作って気づいたこと

「Maschineを使って1日1曲作る」ことをルールにしてから2ヶ月近く経ちました。

毎日曲を作る人をTwitter上で見かけたりして「本当に毎日とか曲作れるのか…?」と半信半疑でしたが、結論から言うとできます

▼毎日作ったMaschineプロジェクトを溜めてったらこんな感じに。自分で見返して「意外とできるんだな」とびっくりしました。作業を引き継げるからDropbox最高。

やってみる前は「こんなことできるのは才能のある人か、好きなことに好きなだけ没頭できる人だけでしょ」と勝手に思い込んでましたが、意外とそんなことはなくド素人の凡人でもできることがわかりました(凡人的)。

仕事しながらでも、自由になる時間が少ししかなくても、やらないと曲ってできないんだなあ。

そんなこんなで50曲以上作ってきましたが、やってみて改めて感じたのは以下の通り、

  • 絶対に守らないといけないルールを作ろう
  • 習慣化は大事
  • リスクを取ろう
  • ハードルを極限まで下げよう
  • 何も恥ずかしいことはないぞ
  • 世界は自分に興味がないから大丈夫
  • ちゃんと使い方覚えよう
  • 生活習慣を変えよう
  • やるべき作業をできるだけ絞ろう
  • 自分の「おっ?」を記録しよう
  • 一緒に頑張ってくれる仲間を見つけよう
  • 記録に残そう
  • 毎回何か一つ今までと違うこと・新しいことをしよう

つらつらと並べてみると結構出てきますね。2ヶ月くらいって期間にすると結構長いのでその期間で感じたことを忘れがちなんですが、iPhoneのメモを使って記録しておくと振り返りやすかったです。

「今日作った曲はここがもう少しこうだったらよかったのになー」みたいな振り返りや気づきにヒントが隠されているので思いついた瞬間にメモするようにしておきました。

そんな調子でトラックメイクしてきましたが、やろうと思えば意外とできるもんなんだなーって感じました。決して楽ではなかったですが、音楽で生活している人はやっぱりすごいなーと感じました。

僕が2ヶ月で感じたことをダラダラと書いておくので、音楽作りたいなーって思っててもなかなか継続できない人や、一曲完成させられない人のヒントになれば嬉しいです。

特に音楽制作に限らず、クリエイティブな事をやる上で共通する点も多々あると思います。テキストだらけになっちゃいましたが、どーぞお付き合いください。

強制力を持つ絶対的なルールを作りリスクを取る

音楽制作をするモチベーションが上がらない大きな理由の一つとして「別にやらなくてもいいから」と言うのがあります。これが一番トラックメイクの邪魔をしているんじゃないかと思って、これを「絶対にやらないといけない」に変えることが一番効果的でした。

ぶっちゃけやらなくても生活に困らないし、僕が音楽を作るのをやめても誰も気づかない。

でも強制的にやらないといけないルールを作れば、嫌でもやることになりますよね。仕事みたいなものだと思ってやる。まずはこれを決めました。

でもこれを自分の中だけのルールにすると「どうせ知ってるの自分だけだしやんなくてもいいか」ってなるので、誰かとルールを共有する必要があります。ちなみに僕の場合は美容師なのでこんな感じのルールを作りました。

何かを継続したいお客さん(筋トレを継続したいらしい)と決めたルール

  • 僕は1日1曲作ってその動画を毎日24時までに送る。それを毎日お客さんが次に来店するまで続ける。もし守れなかったら次に来店した時の料金はもらわない、タダ。
  • お客さんは毎日筋トレをした動画を毎日24時までに送る。守れないときは次回の料金が倍払いになる。

ただやるだけでは気分が乗らない時とかに「今日はいいやー」ってなるので、強制力を持たせるのにリスク(お金)を背負います。

これがよかったのかお互いに1日も休まず継続することができました。今までだと一週間も続かなかったのでこれは大発見でした。

毎日続けられるように習慣化、ハードルを下げ続けやすくなる工夫を

めんどくさいことでも習慣化することでめんどくさいと感じなくなります。それは自分のスキルや能力が上がった証。

うちの子供も朝着替える時に最初は20分とかかかってたんですけど、毎日続けていくうちに2〜3分で着替えられるように。しかも前よりも嫌がらなくなって。これはスキルがアップしたってことだと思うんですよね。めんどくさくなくなった。

毎日続けていくことで最初はしんどいですが、だんだんと習慣化されて苦と感じなくなってきます。トラックメイクは筋トレと違って筋肉痛もないですしね。

それと同時に習慣化のためのハードルを極限まで下げる工夫をします。

例えば、

  • 朝起きたら意地でもとりあえずパソコンの前に座る
  • パソコンを毎回立ち上げる手間が必要がないように電源を切らない
  • 1日の終わりにDAWを新規プロジェクト立ち上げの状態にしておく(必要なら次の曲のトラックの下準備まで作っておく)
  • 次の曲のテーマやジャンルなどをあらかじめ決めておく
  • メロディーはiPhoneとかのiMaschineとかでテキトーにスケッチしておく

って感じですかね。スムーズに作業に入れるように準備できること・済ませておけることをやっておきます。これで「めんどくさいなー」って思う気持ちを10%くらい減らせますよ多分。

「誰も自分に興味がない」と思って恥ずかしがらずに世に出す

頑張って作った作品だから誰かに聞いてもらいたいし、できるなら感想を聞きたいし、できるなら「いい曲だった」とお褒めの言葉がいただきたい…!!

でもこんな1日で作った曲なんて誰も聞いてくれないし、笑われたらどうしよう…。とか思っちゃってました。

でも大丈夫。「そもそも誰も自分に興味なんてない」と思っていれば反応がなくたって痛くも痒くもないです。それよりもせっかく作った曲をそのままにしておくのはもったいないです。

そう思ってTwitterに毎日アップしてたら、誰か一人くらいはいいねしてくれる人もいたり、中にはわざわざコメントくれたりする人もいました…。ありがとうございます!

毎日作ることを習慣化することが先決なので、「世界は自分に興味がない」と思ってガンガン投稿したほうがいいですよ!反応はあったらラッキーくらいに思っておいたほうが身のためです…。逆に反応があると「お、みんなこんな曲が好きなのかー」とヒントも得られますし!

生活習慣を変えて作業に集中できるライフスタイルに

トラックメイクを毎日してみて感じたことの一つが「生活習慣を改善するべきだ」という事です。例えば睡眠不足、ストレス、疲れとかがそれに当たるんじゃないかと思います。

眠い時にしんどい思いをしてクリエイティブなことをするのは集中力がなくなっちゃってダメだし、イライラしている時や疲れがひどい時はひとまず休むことも必要かと思います。やっていいものができた試しがありません…。紅の豚のポルコロッソも言ってましたもんね。

あと、僕はお酒飲みながらやるのが好きだったんですが、酔っぱらうとよくわからなくなるので「やるときはやる、終わったら飲む!」みたいなスタイルに変更しました。

空腹や満腹でもパフォーマンスは低下するので僕はダメでした…。集中している時はお腹空かないので、満腹にならないように食事も意識すると作業を継続しやすかったですね。

やりっぱなしにしない、気づいた点を「残す」

1日1曲作ることが最初はハードルが高くてこなしていくだけになりがちですが、慣れてくると作る手順もスムーズになり自分なりの「型」ができてきました。それとともに作業スピードも上がり余裕が出てきます。

作った曲を客観的に聞いてると「あーここどうやったらあの曲みたいになるんだろ」とか「この音源よりもう少しこんな感じの音ないかなー」みたいな疑問点や気づいた点が出てくると思うんですよ。

そこでそのままにしないで記録に残す。

メモアプリでも紙でも付箋でもいいので、どこかに残しておくようにしました。あとで振り返ったりする時に印象に残りやすいし、何よりそのまま次の曲への課題にできるので復習は予習よりも大事な気がします。

ショートカットもできるだけ覚えて無意識に使えるようにしていきたい。

MaschineソフトウェアのキーボードショートカットキーまとめMaschineずっと使ってますが、何気にキーボードショートカットキーが結構あったのでまとめておきます。割とハードからかなりいろんな操作...

そして、できれば次に作る曲にやったことのない要素をいれるようにしてみました。

僕は今までギターにフランジャーかけたことなかったんですが、やってみると意外と面白い効果が出て楽しかったです。ボーカル素材のピッチを操作したり、あえてハイハットをスライスして違和感を出してみたり…。

習慣化されて時間や気持ち的に余裕があるなら、新しいことに挑戦するようにしています。未体験のチャレンジをすることでトラック作りの幅も広がったような気がします。

「どんな曲でも作れる」は何作ったらいいかわからなくなる

曲作りって「これが作りたい!」っていう明確なものがないとなかなか作業に移れないもので、なんとなく曲作りたいで始めた僕はパソコンの前で「で、何作ったらいいの?」ってフリーズする時間がめちゃくちゃ多かったです。

そもそも「なんでも作れる」ってのは何作ってもいいし何も作らなくてもいいのと同じことなんです。

僕はファミレス行くとメニューが多いので何食べようか迷うんです。だから自分が食べたいものが決まってないとファミレスは地獄でしかないんですよね…。そういう時こそラーメンしか頼めないお店に行くことで自分が迷わないようにする。

これ、音楽作る時にも言えることなので、作る曲のジャンルをもう決めちゃうってのもやって良かったです。

ルーレットアプリで作るジャンルやムードをあらかじめ決めておくことで、曲作りの選択肢を絞ることができます。おのずと使う音源もピックアップしやすくなるので、作る前に「なんの音源使おう」とか悩む時間がなくなります。

たくさんある選択肢は嬉しいことのように思いますが、曲作りを始めたての頃はそれがネックになって作業を止めてしまうことに。

曲を完成させられるようになってから選択肢を増やしていくほうが、個人的には悩まなくて済むと思うのでオススメです。

同じように何かに継続的に打ち込める仲間を見つけよう

シゲ
シゲ
長くなっちゃいましたね。最終的には一人だとなかなか続かないので、一緒に継続して続けていける仲間を見つけることが大切だと感じました。

毎日何かを続けるのは決して楽なことではなかったですが、これも慣れれば少しずつですが自分の中でうまくこなせるようになります。僕でもなんだかんだ続けられたので、環境の力は大きいと思います。

トラックメイクに限らず何にでも言えることですが、継続することが苦手な人は「ルールを作り、工夫してチャレンジしてみる」とうまくいくかもしれません。

いろんな機材を使うことも大切な感じはしますが、一つのシステムで作り込んでいくほうが曲のクオリティも上がると思うのでオススメです。でもいろんな機材を使ってみたくもなります…。

ひとまず曲のクオリティーあげたいので、今後は3日に1曲くらいのペースで作っていきたいですね。

Maschineのまとめ記事を作りました!

Maschineについてのまとめ記事を作りました!今からMaschineを始める人も、Maschineを使ってるけどよくわからない…という人のための情報をまとめた記事です。

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