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ばあちゃんに線香あげに日帰りで北海道に行ってきました

年明けに父親から連絡があり「ばあちゃんガンになっとって、いよいよヤバイかも知れん」、と急に告げられ、「おいおい急すぎる展開でついていけんぞ」となりました。

3月には家族で北海道に行く予定だったのですが、医者からは余命が1〜2ヶ月くらいだろうという話なので、日帰りでもいいと二週間後になんとか取れた飛行機のチケット。単身北海道に向かうことに。

残念ながらその一週間後にばあちゃんは帰らぬ人となりました。あまりにも早すぎる。間に合わなかった。

苦しまずに眠るように亡くなったとのことなので、そこだけが救いでしたがせめて線香はあげにいきたいなと。ということで行ってきました北海道。離れて暮らしてるせいかまだ亡くなった実感はありませんが、ちゃんと受け止めてこようと思います。

日帰りの北海道

朝7時の羽田発の飛行機。天候は曇りで運行に影響はなさそうです。朝の羽田ってこんな時でもワクワクする。

約1.5時間のフライト。遠いと思ってたけど、思ってたよりも近い。なんでもっと頻繁に行かなかったんだろ。

雪一面の女満別空港は綺麗で。ぶっ飛んじゃうくらい寒かった。もはや何度なのか。

雪道を送迎してくれる父。感謝。

空港周辺は割と雪が降ってたけど、ばあちゃんの家に着く頃には晴れ間も見えてきた。それにしても毎回来るたびに思うけどほんと北海道は大自然。そして雪が深い。

ばあちゃんの家に着くと母親がちょっと早めのお昼ご飯を作ってくれていた。

準備ができるまで写真を撮った。ばあちゃんがいつも座ってた椅子や、ベッドが撤去されて主がもぬけの殻になった部屋を眺めながら、確かにそこにばあちゃんがいたのを思い出しただただ写真を撮った。

たくさんの花に囲まれて目一杯おめかししたばあちゃんの遺影があった。線香をあげさせてもらい、なんとなく思い出を振り返る。穏やかな人だったし、怒られたことなんて一度もなかった。じいちゃんはもっと早くに亡くなっているのもあって、僕は間違いなくばあちゃんっ子だったな。

「最後はこの写真の半分くらいしかなかった」と、父が言う。きっとそんな姿は見せたくなかったのかもしれない。病床にありながらもきちんと毎日化粧していたそう。どんな状況でも女性らしさを持ったばあちゃんだった。

不謹慎かもしれないけど、写真を撮り続けてると「そんなのとってどうするんだ」と。家族の写真を残すことの意味は心得てる。

親の背中を見ると小さくなったなと感じた。特別なもてなしではなく父と喋りながら酒を飲み、母の作ってくれたご飯を食べる。

ばあちゃんの介護もあってか、どちらも会ってない2年で一気に歳をとったように思えた。

母の味といえば肉じゃがとか煮物が定番だが、僕にとっての故郷の味はとんかつ。特に特別なものでもないけれど、僕の大好物だ。久しぶりに食べた煮魚も相変わらずの味で美味しかった。

その後もばあちゃんの家の中を撮り続ける。

階段登っていきなりビッグマンの大群に出会う。ちょっと待て飲み過ぎでは?

見えにくいだろうけど、じいちゃんが書いたもの。ばあちゃんちくるとこれを毎回見直して初心に戻る。じいちゃん真面目でまっすぐだったもんなあ。

僕が小学生の頃から使ってるバックトゥーザ・フューチャーのマグ。本当に未来にきた。20年以上使ってるぞこれ。

記念に写真も撮った。これがやりたくてきたようなもの。めっちゃ寒い。

あとはほろ酔いでその辺をぶらぶら。誰もいないからスナップしても安心。

最後は麻雀。ボコボコのボコにされた。四暗刻をテンパれたので大健闘では。

家族の写真を残そう

シゲ
シゲ
駆け足でしたが、なんとか日帰りでも北海道行けますね。疲れたけど。それよりも大切なものが得られたのでよしとしましょう。

三月には家族で行く予定なのでまた改めて北海道を楽しもうと思います。

そのときにはもっと賑やかになるなー。

ばあちゃんお疲れ様。どうぞ安らかに。またひ孫たちを連れて騒がせに行くね。

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